就労継続支援B型

平日10～15時半まで、絵画による職業訓練に取り組む
（現在、新型コロナ感染拡大防止の為に時短あり）

あいアイ工房は、平日は毎日10時～15時半までオープン。月・火・水曜日は、専任講師による絵画の指導を受け、木・金曜日は絵画の制作を続ける傍ら、完成した作品で作ったシールをお茶の袋に貼るなどの作業も従事しています。日々、絵画に関わりながら社会参加してゆくための施設となっています。

自由な発想や表現を引き出すプログラム

工房では年間カリキュラムに従って、1から基本的な画材の使い方や技術を学びながら、ゼロからの初心者にも絵画を学んだ人にも一貫した指導を行っています。プログラムでは、既成概念に捉われない自由な発想や表現を引き出すことを大切にしており、たとえば、描く対象を観察するために、目だけ、手だけを描いたり、クロッキーでは鉛筆だけではなく油性マーカーを使ってみるなど、色々な指導法を組み合わせています。

絵画の題材は、季節の風物詩や暮らしのシーンから探して描いています。商品価値を認められるレベルまで作品クオリティを引き上げるべく、的確な技術指導を行います。個別のファイルを用意して、他人と比べるのではなく、自身の個性や上達を確認しながらの個別指導を行っています。

絵画の力で、社会で自立するために

社会で自立して生きていける力を身につけられるよう、絵画の上達にとどまらず、生活面・心の在り方も律していけるような指導を心がけているのが、あいアイ工房の特徴です。現在、当工房出身の5名が画家として一般企業に就職し、給与を得ています（継続10年以上）。企業に受け入れられるための表現力を養うには、日々の努力と適切な指導が欠かせず、また就職しても継続して力を発揮できるよう支援指導を続けています。